私が組織マネジメントを勉強した時にとても大好きだった実験を紹介します 。
🐟 カマスの実験 🐟
10匹のカマスを水槽の中に入れ、エサをしばらく与えず空腹状態にしておきます。
次に水槽の真ん中に透明なガラス板を入れて仕切り、右側にカマス・左側にカマスの大好物である小魚を入れ泳がせます。
そうするとカマスたちは小魚を食べようとものすごい勢いで突進します。
ところが間仕切りの透明ガラスがあるため食べることができません。
何度も何度も激突を繰り返しますが、やがてカマスは疲れ果て、しだいに小魚のほうに近寄らなくなります。
カマスたちは「この水槽でどうやったって小魚は食べられないんだ」ということを悟ったからです。
無気力は恐ろしいことに組織で伝染します。
そのとき、間仕切りのガラスをそっと取り除きます。
これで自由にいつでもエサの小魚を食べることができますよね!
ところが、一度無気力に陥ってしまったカマスは大好きな小魚を食べようとはしません。
挑戦することをあきらめたのです。
たとえ口元まで小魚が泳いできた時でさえ、反応を示さなくなってしまったのです。
いったん「学習性無力感」に陥ったカマスにエサを食べさせようとしても食べません。
気力が復活しないまま飢え死んでしまいました…
しかし、たった1つだけ方法が見つかりました 💡
それは海で獲れたての威勢のいいカマスを1匹チャポンと水槽に入れてあげるのです。
エサを落とすと当然その元気なカマスはそのエサにパクっと飛びつきます。
それをボンヤリと眺めていた無気力なカマスたちは驚きます。
「あれ?なんだ食べられるの!」と思い、1匹食べてみます。
無気力に支配されている水槽(組織)に異質の魚(人材)を入れることが大切なのです。
働いている職場はもちろん、介護をしている家庭にも該当することがあると思います。
新しい風を吹き込むこと。
お客様にサービスを繋ぐのが私の仕事。様々な事業所様にお世話になっています。
家族が介護に困って困って、高いお金を払って介護のプロにお願いしているのです。
「任せてください。みんなで話し合って、このように対応してみたいと思います 💪」
なんと心強い😭
きっと素晴らしい組織・イキイキとしたカマス、おっと職員様がいるのだろうなと思うのです。
8月も残り半分まで近くなって参りました。
子供は夏休みの宿題の理科の実験 🌻 母は仕事でカマスの実験ですね 🐟 笑
皆様体調に気を付けてお過ごしください。