私がまだ幼かった頃、日曜日の朝8時台の10チャンネルは子供のゴールデンタイムでした。
兄は戦隊シリーズを、私は女の子向けの魔法を使っちゃうようなアニメが観たかったのです。
しかし、その時間は「報道2001」を食い入るように観る父親のゴールデンタイムでもありました。
今でも鮮明に記憶しているのはパイプをくわえた評論家「竹村健一さん」が独特の関西弁で歯に衣着せぬ物言いで
「だいたいやねぇ」と語りだす、大人同士の熱い討論会。
「つまんない、もういいでしょう!」 兄とその時だけは仲良くタックを組み父親からチャンネルを奪還👍👍
そして今。新型コロナに戦争、ガソリンの高騰や円安ドル高…
これまで経験したことがないことばかりが続き、政治にウトいこの私が!「日曜報道」を食い入るように観ている。
気付けば当時の父親と変わらぬ歳になりました…
出演している政治家の「有事の時には」を繰り返し聞いていると、有事はあるんかいッ!と突っ込みたくなります。
娘の韓国の大学の友達は兵役中。テレビ電話で軍服を着て「忠誠」と敬礼している姿は、平和ボケした国のママ(=私)には心配でしかないです。
介護保険の有事と言えば、団塊の世代が75歳を迎える2025年問題。
今よりも介護職員数を2025年度には32万人、2040年までには69万人増やす必要があるそう。
● 先月、岸田総理が居宅介護支援事業所と他の介護サービス事業所がケアプランをクラウドで共有する新たなシステムを今年中に整備する方針を表明したと。
だいたいやねぇ、介護保険「脱・FAX化」まだその次元かっ
● 介護職の更なる処遇改善を検討する方針も。
● ケアマネジメントの自己負担導入?
セルフプランの給付管理も利用控えが増えて介護難民が増えるのも行政がどうにかしてくれますね
● 自己負担2割負担層の拡充?
オカンは満期保険を一括ではなく、年金のように受け取るようにしたら2割負担になって失敗したと嘆いとるゎ
● 要介護1・2を総合事業へ?
身体は元気で認知症が進行している要介護1・2は軽度者じゃない。大半の事業者は厳しくなるわ。
● 福祉用具貸与のみのケースはケアマネの介護報酬を下げる。
看取り対応は訪問看護は医療保険で介入するから福祉用具貸与だけになる、訪問頻回なのに報酬下げるって。
「だいたいやね」私の頭の中の竹村健一さんが吠えまくる。(※あくまでも個人的意見です)
「超高齢化社会」の波に飲み込まれないように、有識者の皆様の2024年度の介護保険制度改正議論には注視しています。
新型コロナが突然始まった時のように来年のことは分かりません。
目の前のお客様の今日の生活が介護保険によって少しでも楽になりますように。